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9月30日に三井ガーデンホテル銀座築地が開業 全客室に洗濯乾燥機など完備で連泊の訪日客狙う

2024年9月17日
編集部:飯塚 小牧

2024年9月17日(月) 配信

櫻井賢子総支配人

 三井不動産(植田俊社長、東京都中央区)と三井不動産ホテルマネジメント(雀部優社長、東京都中央区)は9月30日(月)、東京・築地に「三井ガーデンホテル銀座築地」(櫻井賢子総支配人)を開業する。三井ガーデンホテルズとしては初の全室に洗濯乾燥機と電子レンジ、冷凍冷蔵庫を完備。訪日外国人観光客をターゲットに、連泊でも快適な“少し上質な日常”が感じられるよう滞在価値の提供を目指す。

ロビーのシンボルツリーとカフェ

 同ホテルが着工したのは2022年の11月。同タイミングで三井ガーデンホテルズは新しいブランドコンセプトとして「Stay in the Garden」を掲げた。オープンに先立ち、9月17日に開いたプレス内覧会で櫻井総支配人は「ステイインザガーデンは、上質なくつろぎと安らぎの提供を掲げている。同ホテルはそれを全体で体現した」とし、特徴として「1階のロビーに2本のシンボルツリーを配し、木々の温もりなど自然溢れる空間を創造している」と紹介した。

 中長期滞在にも快適なハード面の整備のほか、ソフト面でも客室内TVを利用したチェックアウトやエレベーター連携ロボットのよる配送など、新たなサービスを導入。「ホテル滞在そのものを上質にし、ストレスフリーに過ごせる空間、サービスの提供を目指していく」と意気込みを語った。

デラックストリプル客室。ベッドの下にはスーツケースが入れられる

 新ホテルは東京メトロの「築地」や「東銀座」から徒歩数分の立地で、観光に便利。客室は8タイプ、計183室を用意する。客室のデザインコンセプトは「LIFE COCOON」とし、柔らかな繭に包まれるようなイメージで仕上げた。伝統工芸品の有松絞を取り入れたランプシェードや、フラワーアートなども配し、安らぎの空間を演出する。また、脱プラスティックで木製の客室備品やヨーロッパンでヴィーガン認証を取得しているインバスアメニティやバイオマス素材を使用したアメニティなどを採用し、環境に配慮した取り組みに力を入れる。

 共有部では、2階に「TREE HOUSE」をイメージした宿泊客専用のリフレッシュスペースを用意。自然や地域をキーワードに植物図鑑や築地市場に関する書籍をそろえたほか、コーヒーマシーンを用意し、ワークスペースとしても活用できる。

 また、地下1階には洞窟を模した大浴場を完備した。日常とは異なるスパ体験を演出する。外国人の宿泊客を想定していることから、洗い場はシャワーブース仕様とし、使い勝手に考慮した。9階には宿泊者専用のフィットネスジムも設ける。

 ホテル内の食は東京初出店となる「ONO GROUP」が手掛ける。14階のレストランでは、薪火料理が堪能できるジャンルレスな料理を提供する。朝食はハーフビュッフェに加え、メインは数種から選択でき、連泊でも飽きないように工夫する。1階ロビーのカフェでは、パンやドリンクを販売する。

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