新規229カ所を認定、外国人案内所742カ所に(JNTO)
日本政府観光局(JNTO、松山良一理事長)は、2012年から行っている外国人観光案内所の認定制度に関し、審査の結果、昨年12月25日付けで229カ所の新規認定と27カ所のカテゴリー変更を認定すると発表した。これにより、全国の認定外国人観光案内所は742カ所となった。なお、今回は認定後3年ごとに実施する更新認定も行った。
JNTOは「観光立国実現に向けたアクション・プログラム2015」に基づき、すべての都道府県において広域観光案内を実現させるため、カテゴリー2(広域の観光案内を提供、英語スタッフが常駐など)以上の認定外国人観光案内所が設置されていなかった6県について働きかけを行った。その結果、新たに3県(茨城県・福井県・滋賀県)でカテゴリー2の案内所が認定された。
また、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアに設置される案内所は、これまで一部地域の50カ所にとどまっていたが、110カ所が新たに認定され、全国に拡大した。JNTOは、今後も訪日環境整備に取り組む。