11月9日「富士山花火2024」を開催 市川團十郎・新之助親子の歌舞伎と共演
2024年9月21日(土) 配信
富士山花火実行委員会は「富士山花火2024」を11月9日(土)、静岡県裾野市の富士山二合目にある「PICA富士ぐりんぱ」「スノーパークイエティ」で開く。今回は花火と富士山、歌舞伎の共演として、市川團十郎・新之助親子が東日本初上演となる「連獅子」を披露する。
同花火大会は2021年12月に初めて開いたもので、コロナ禍で霊峰・富士に日本と世界に安寧を祈り、捧げる花火を打ち上げたのが始まり。今回が2回目。歌舞伎のほか、田中傳次郎氏による笛・太鼓演奏のもと、世界的ダンスアーティストKENTO MORI氏が現代舞踊を披露する即興セッションも予定している。
花火は静岡県の老舗花火企業・イケブン(実行委員会構成企業)と多数の受賞歴を持ち、名実ともに国内屈指の花火企業の野村花火工業、大迫力花火が強みの片貝煙火工業の3社がそろい、それぞれ渾身の花火を打ち上げる。イケブンの花火師、上田昇弘氏は「雄大な自然、伝統芸能、現在ダンス、そして花火が織り成す壮大なショーにどうぞご期待ください」とアピールする。
同花火は持続可能な花火イベントを目指しており、全席有料チケット制。チケットは現在発売中で、前回好評だったドライブイン花火に加え、今年はコテージやキャンプ場での宿泊とセットになったプランも売り出している。