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JTB、ハワイへのビジネスイベント誘致で HTA・Meet Hawai’iと協定

2024年10月1日
編集部:長谷川 貴人

2024年10月1日(火)配信

(左から)HTAのダニエル・ナーホオピイ氏、JTBの山口剛志氏、Meet Hawai’iのアンドリュー・コー氏

 JTB(山北栄二郎社長)は9月27日(金)、ハワイ・ツーリズム・オーソリティ(HTA)とハワイ・ビジターズ・アンド・コンベンション・ビューロー(Meet Hawai’i)との3年間の連携協定を結んだ。ハワイへのビジネスイベントの誘致に向けて、日本企業などの会議や報償・研修旅行、国際会議の需要回復をはかる取り組みを強化する。

 具体的には、Meet Hawai’iとの研修などを通じて、ハワイでのビジネスイベント開催の専門知識やノウハウを習得する「JTBアンバサダープログラム」を創設。顧客ニーズと現地の最新情報にサステナビリティの観点を融合したJTBならではのコンテンツや、付加価値の高い「JTB ONLYプラン」の開発を協業して取り組む。

 さらに、異文化に触れる機会を通じて、日本とハワイ双方の文化理解の促進をはかる交流プログラムを開発し、新たな交流創造の実現に向けて協業。ビジネスイベントの開催誘致や現地プログラム実施時のサポートプログラムの充実を進めていく。締結期間は2025年1月1日(水・祝)~27年12月31日(金)まで。

 JTB執行役員ツーリズム事業本部の山口剛志仕入商品事業部長は「ハワイへの旅行者数が昨今の円安やハワイの物価高の影響を受け、厳しい状況」と報告。他方で「団体旅行、とくにビジネスイベント領域は堅調に推移し、これらのハワイとしての強みを発揮できる領域の回復に向けて3者で強力に推進する」と説明した。

 続けて、連携協定により「美しいハワイを未来へつなげる『レスポンシブル・ツーリズム』の精神を大切にし、地域住民と共にハワイの継続的な発展に貢献していきたい」と力を込めた。

 HTAのダニエル・ナーホオピイ社長兼CEO最高管理責任者は「観光業のリカバリーには多大なチャレンジがあると認識している。JTBの知識やオーガナイズ力で、より強固なビジネスイベントに発展できる」と期待を寄せた。

 Meet Hawai’iアジア・オセアニア地域のアンドリュー・コーエグゼクティブ・ディレクターは「ハワイの素晴らしさをJTBのお客様に伝えていただけるよう、引き続き魅力を紹介していく」とあいさつした。

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