test

普段の観光からもう一歩「奥」へ。  福島県奥会津地域で体験博覧会開催中 暮らしの工夫や知恵を「地域体験」に

2024年10月1日
営業部:鈴木 克範

2024年10月1日(火)配信

プログラム例:三島町のかしゃ猫伝説 大工さんから教わるかしゃ猫づくりと伝説の昔語り

 福島県西南に位置する柳津町や只見町など7町村は、「地域ならではの体験」を楽しめる「奥会津体験博覧会 せど森の宴2024」を10月1日(火)~25年2月28日(金)まで開催している。

 奥会津地域は、豪雪地帯であることから雪で閉ざされた環境を生き抜くために生まれた工夫や知恵が世代を超えて受け継がれ、現代でもそれらは色濃く残っている。「せど森の宴」では、住民が自ら案内人となり、地域に根付いた「奥会津ならではのモノ」を生かした暮らしの工夫や知恵を「地域体験」として提供する。

 プログラムは「かしゃ猫づくり」や「しめ縄作り」など地域の文化を体験するものから、「霧幻峡渡し乗舟体験」や「かんじき歩き」、「まち歩き」など自然を体験する企画、「野老沢(ところざわ)和紙の紙すき」や「鹿皮のマラカスづくり」などワークショップ形式のものまで、多種多彩。ウェブサイトや電話で好きなプログラムを選んで参加申し込みすることができる。

 「せどの森の宴」の「せど(背戸)」とは、家の裏口、裏門のことを指すことば。奥会津地域では、家の中のプライベートな空間、お客に見せない部分といった意味合いで使われることが多いが、「この森の宴の期間中は旅人に普段は見せない「せど(背戸)」の中に入ってきてもらい、普段の自然な暮らしぶりに触れてほしい」との思いを込めて名付けた。

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。