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古屋旅館(熱海温泉)、不要となった浴衣800着を老人ホームに寄贈

2024年10月2日
編集部:増田 剛

2024年10月2日(水) 配信

浴衣を受け渡す古屋旅館の内田宗一郎社長(左)

 静岡県・熱海市の老舗温泉宿「古屋旅館」(内田宗一郎社長)は10月1日(火)、宿泊客用の浴衣約800着を、同市内の特別養護老人ホーム「姫の沢荘」に寄贈した。

 古屋旅館は9月に「街歩きしやすい」デザインの浴衣に一新。これにより、宿泊客用に使用していた浴衣が不要になった。「汚れやほつれもなく、上質な反物を使った浴衣を廃棄するのはもったいない」と、内田社長が理事を務める「姫の沢荘」に相談したところ、快く引き取っていただけたという。

 内田社長は「廃棄を減らし、必要とする地域のために活用できたことをうれしく思う」と話す。

 姫の沢荘の担当者は「資源が高騰しているなか、寄贈していただけることはありがたい。入所者の着用、清拭用、人形づくり用として大切に、有効に活用したい」と謝意を述べた。

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