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日観振が「日本遺産 御周印」を制作 日本遺産の認知向上と体感する旅行促進へ

2024年10月2日
編集部:飯塚 小牧

2024年10月2日(水) 配信

御周印イメージ

 日本観光振興協会(菰田正信会長、東京都港区)はこのほど、全国104件の日本遺産ごとに異なるオリジナルデザインのスタンプ「日本遺産 御周印(ごしゅういん)」と専用の「日本遺産 御周印帳」を制作した。日本遺産の認知向上と日本遺産を体感する旅行の促進が目的。文化庁と日本遺産連盟、全国の日本遺産協議会協力のもと、各地の日本遺産地域の構成文化財や観光案内所などに設置する。

 名称は全国の日本遺産を周遊してほしいという思いを込めて「周」の文字をつけたという。「御周印」は専用の「御周印帳」を持参した人限定で押印する。9月26日以降、各地で準備が整い次第、順次開始する。

 専用の御周印帳は、蛇腹折りの帳面で表紙は赤と青の2パターン用意した。中面のデザインもそれぞれ異なる。中面には朱書きで「日本遺産」の文字があらかじめ印字されており、そこに「御周印」を押印することで完成する仕組み。今年度は無料で配布するが、来年度以降については現時点で未発表。

 御周印帳は10月26日(土)開催の「日本遺産フェスティバルin極上の会津」(福島県会津若松市)内で配布する。日程や場所は未定だが、今後「日本遺産の日」のイベントでも配布する計画という。

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