はとバス 平和への願いを込めた手すき紙の「ツアーバッジ」作成 バスツアー「貴賓席の旅」で配布
2024年10月10日(木) 配信
はとバス(武市玲子社長、東京都大田区)は、コトブキ印刷(宗藤勝美社長、広島県府中市)製作の「めぐる、手漉(てすき)紙。おりづるペーパー」をツアーバッジの素材に採用した。2024年10月12日(土)から、最上級バス「ピアニシモⅢ」で運行するバスツアー「貴賓席の旅」の参加者に配布する。
同社は現在、人と環境にやさしい持続可能な社会の実現を目指し、新たな価値を創造し続けるという理念のもと、SDGsのさまざまな取り組みを推進している。今回の企画はその一環。採用した「おりづるペーパー」は、古紙に平和記念公園(広島市)へ寄せられた千羽鶴を再利用した紙を漉き込み、つくられている。平和への願いや祈りが込められた商品だ。
ツアーバッジのデザインは、はとバスの社名の由来となった「平和の使途」である「はと」の姿を描いた2代目のシンボルマーク(1950年から40年近く使用)と、現在の「HATO BUS」ロゴを融合させることで、「過去と現在を繋ぎそして将来へというサステナブルへ」という思いが込められている。「思いの詰まった手漉紙のツアーバッジが、バスの旅の彩りのひとつとなりましたら幸いです」(はとバス)という。