test

JALが大谷選手と若者の夢を応援 航空券を提供するプロジェクト始動

2024年10月11日
編集部:飯塚 小牧

2024年10月11日(金) 配信

「DREAM MILES PASS」#大谷につづけ

 日本航空(JAL)はこのほど、夢に挑戦する若者たちを応援するプロジェクト「DREAM MILES PASS」を始めた。同社がサポート契約を結ぶアメリカMLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手をシンボルとし、大谷選手が高校球児からメジャートップ選手になるまでの総移動距離89万2440キロ分(同社調べ)を、夢を追うのに「移動」が必要な若者へ航空券として還元する。

 同社は近年、若者を取り巻く社会課題の「移動格差」や「体験格差」に注目。部活動の遠征費用や海外留学の渡航費や学費が捻出できず、断念してしまうケースもあり、移動の経済的負担が夢を叶える障壁になっていると指摘する。また、コロナ禍で物理的な移動制限があった期間を過ごした若年層は他世代に比べ、経験・体験の数が少ないことも問題視されているという。今回のプロジェクトでこうした社会課題の解消をはかり、移動の機会を増やしたい考え。

 プロジェクトでは、「すべての夢に、羽ばたくチャンスを。」のメッセージのもと、夢のために移動が必要な若者を募っている。若者は「Dreamer」として、専用サイトに自身の夢、出発地、目的地などを入力すると、オリジナルデザインの「ドリームパス」が発券される。それをSNSでシェアすると応募完了となる。対象は義務教育を終えた満15歳以上の人。賞品はJALグループ国内線、またはJAL国際線の往復航空券で、対象搭乗期間は2025年1月14日(火)~6月30日(月)まで。

 また、大人は夢を追う若者を応援する「Supporter」になることができる。JMB日本会員は自身が持つマイルで1口500マイルから寄付を行うことができ、協力したマイル相当額の航空券がDreamerに還元される。寄付特典として、Supporterには大谷選手のデジタル壁紙をプレゼントする。

 Dreamer、Supporterとも応募は10月31日(木)午後11:59まで。当選者数は応援マイル数により変動するが、多くの若者に移動機会を提供するため、今回の第1弾を皮切りに来年にかけて複数回の実施を予定する。

 なお、同社はプロジェクトシンボルとして、大谷選手をデザインした特別塗装機「DREAM SHO JET」を9月29日(日)から就航している。夢を追う若者を応援したいという大谷選手やJMB会員、JALの想いをのせ、26年3月ごろまで羽田―新千歳間を運航する予定だ。大谷選手の奇跡をテーマにしたプロジェクトCMや各種広告も公開している。

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。