日本旅行とZenkenが業務提携 宿泊業で働く特定技能人材向け日本語教育プログラム開発
2024年10月15日(火) 配信
日本旅行(小谷野悦光社長)とZenken(林順之亮社長、東京都新宿区)は10月1日(火)付で、宿泊分野で働く特定技能人材の語学力の向上に特化した日本語教育プログラムの開発に向けた業務提携契約を結んだ。
日本で働く宿泊分野の特定技能人材は年々増加しているが、外国人にとって日本語を習得し、宿泊施設での業務を行うための語学力を身に着けることは容易ではない。宿泊施設が、働きながら、継続的・効率的に日本語を学習できる環境を整える必要がある。
この課題を解決するため両者が協力し、ホテルや旅館などの幅広い宿泊施設の接客に対応できる特定技能人材向けの日本語教育プログラムを開発する。
日本旅行は、宿泊分野において働くうえで必要となる基本的な接客スキルやマナー、専門知識の情報をZenkenに提供する。Zenkenは、これを踏まえて実際に現場で使えるオンライン形式の日本語教育プログラムを開発する。
第1段階として、在留資格「特定技能1号」向けの日本語教育プログラムを開発し、日本旅行の取引先を含めた宿泊施設に向けて売り出す。
第2段階として、在留期間の上限がない「特定技能2号」に合格するための、より高度な日本語教育プログラムを開発していく予定だ。