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金沢観光の目玉に、「金箔タクシー」を運行(冨士タクシー×箔一)

2024年10月16日
編集部:長谷川 貴人

2024年10月16日(水)配信 

幸運の金箔タクシー

 石川県金沢市の冨士タクシー(塚本泰央社長)と金箔メーカー・箔一(浅野達也社長)は、金沢らしさの象徴とする「幸運の金箔タクシー」を製作し、10月15日(火)から金沢市内の観光タクシーとして運行を始めた。

 金箔タクシーは、冨士タクシーが金沢観光に訪れた人の思い出となるタクシーを作りたいという要望を箔一に伝えたことから実現したコラボレーション。金は風水でも縁起がよく、金運を呼ぶことから、幸運のタクシーとして乗車した際に特別感を感じてほしいという願いもあり、車体の半分以上に金箔を大胆に配置するデザインとした。

 今回のタクシーの金箔装飾は、金沢伝統の息吹が感じられる「箔あし」といわれる箔の境界線がわかるよう装飾し、シワを残すことで奥行きのある輝きを実現している。箔一はこれまで複数の装飾実績があり、厳しい北陸の気候でも耐えうる耐久性、耐摩耗性などの条件をクリアする技術開発力を活用し、金箔タクシーの実現に至った。

 乗客にはさらに幸福が訪れることを願い、車両ナンバーは「777」。乗車特典として先着200人に、ナンバーに合わせて製作した特製食用金箔「幸運冨士777」を乗車人数に応じてプレゼントする。

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