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Airbnb Japan、非都市部の予約数が前年比32%増 日本各地を旅する機運醸成へ

2024年10月22日
編集部:木下 裕斗

2024年10月22日(火) 配信

田邉泰之代表

 Airbnb Japan(エアビーアンドビー、田邉泰之代表)は10月17日(木)、国内の旅行傾向を発表した。これによると、1月1日~6月30日の東京や名古屋(愛知県)、大阪以外の非都市部における予約数は前年同期比32%だった。同年上半期に利用客が宿泊した市町村数は1270以上と最高になった。

 オーバーツーリズムが問題となるなか、田邉代表は「需要の分散化に貢献できている。日本のすべての場所に感動があり、何度も(各地を)旅する強い機運を醸成していく」と今後の方針を示した。

 世代別では1997~2012年生まれのGenZ世代が同27%増加。さらに、1946~64年ごろに生まれたベビーブーマー層は、同15%増えた。

 また、2024年11月1日~12月31日における1グループ当たりの平均宿泊人数は3人。具体的には、友人や家族などのグループが週末、非都市部でリビングやダイニングに集まり、実家のように過ごすことができる1棟貸しタイプの物件を利用する需要が高まっているという。

 こうしたこと受け、暮らすように過ごす旅を利用者がより予約しやすいよう、同社は50以上に及ぶ機能のアプグレードを実施した。このうち、ウェルカムガイドは日本で新しいユーザーが増えていることを受けて、実装。スマートフォン内において、アプリの操作方法を動画で説明する。

 リスティングのハイライトは、物件の検索している人に合わせた情報を提供する。具体的には、子供連れに対し、ベビーベッドが設置されていることや、子供と利用した人のレビューを優先的に表示する。

 さらに、同社はプライベート空間を貸し切って、仲間だけの時間を過ごす旅の魅力をより多くの人に発信しようと、映画やテレビ、オンラインストリーミングサービスなどで広告配信を始めた。

 田邉代表は、自身が民泊物件に泊まった経験を紹介し、「実家のようなプライベート空間において気兼ねなく滞在することで、仲間との絆をより深められる。暮らすような旅の魅力を多くの人に知ってほしい」と民泊のさらなる普及に向けた意気込みを語った。

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