20年連続で企画1位、古窯を100選特別表彰
プロが選ぶ日本のホテル旅館100選を主催する旅行新聞新社(石井貞德社長)は2月9日、昨年12月の発表で、20年連続「企画部門1位」の偉業を成し遂げた日本の宿古窯(佐藤信幸社長、山形県かみのやま温泉)を訪れ、特別表彰を行った。
石井社長が佐藤社長と佐藤洋詩恵女将に表彰状を手渡した。佐藤社長は「グループ客でも滞在中にひとりで過ごせる場をつくるなど、常に時代の少し前をいく演出を行いたい」と決意を新たにした。
旅館100選の企画部門は「館内演出」や独自「商品開発」などが評価項目。同館は、同部門を創設した第4回(1979年)で1位に輝いたあとも常に上位を維持。97年以降、20年連続でトップの座を獲得している。
石井社長は「昨年創刊30年を迎えた(館内新聞の)かわら版など、きめ細やかで温かいおもてなしを続けてきたことが、結果につながった」と評価。 佐藤女将は「宿を通じて、東北や日本の素晴らしさを伝え続けたい」と話した。