JALと星野がインバウンド地方誘客に共同で取り組み 「王道vs穴場キャンペーン」
2024年10月31日(木) 配信
日本航空(JAL、鳥取三津子社長、東京都品川区)と星野リゾート(星野佳路社長、長野県・軽井沢町)はこのほど、訪日外国人観光客向けに「王道vs穴場キャンペーン」を開始した。大都市圏以外の地方に観光客を誘客し、オーバーツーリズムの解消と地域活性化に取り組む。
両者は特設サイトを開設し、訪日客の関心が高い、桜や祭り、紅葉、雪などのコンテンツを切り口に、多くの観光客が訪れる「王道」観光地と、海外では認知度が低いが、魅力ある「穴場」観光地を紹介。継続的に2社のオウンドメディアでも発信していく。
また、国内外でそれぞれInstagram投稿キャンペーンを開催し、「海外に伝えたい」「実際に訪れてよかった」日本の地方の魅力発信を促す。国内居住者向けのCPは、JAL公式アカウントと星野リゾート公式アカウントをフォローし、大都市圏以外の知られざる名所の写真を場所情報と「#japanhiddengems」を付けて投稿する。応募は来年2月28日(金)まで受け付けており、最優秀賞には国内線往復航空券などをプレゼントする。
訪日客向けには、国内外居住者を対象にフォトキャンペーンを実施する。実際に訪れてよかった日本の地方をテーマにInstagramへの投稿を呼び掛ける。JALグルーバル公式アカウントと星野リゾート公式アカウントをフォローのうえ、ハッシュタグ「#japanhiddengems」を付けて写真を投稿すると完了。応募期間は2025年3月20日(木)~7月31日(木)まで。こちらは国際線往復航空券も当たる。
このほか、特設サイトでJAL航空券と星野リゾートの一部宿泊施設を組み合わせたJAL訪日ダイナミックパッケージ商品を売り出した。旅行対象期間は12月1日(日)から。終了時期は未定。