ふくしま産業賞受賞、地産地消や保育園開設で(ホテル華の湯)
第1回ふくしま経済・産業・ものづくり賞(ふくしま産業賞、主催=福島民報社)の福島民報社賞に福島県磐梯熱海温泉の栄楽館・ホテル華の湯(菅野豊社長)が選ばれた。地産地消の推進や県内の旅館として初めて企業内保育園を開設したことなどが評価された。
同賞は福島の産業や雇用の創出、伝統工芸の発展など、県内の活力を高める業績や活動を顕彰しようと創設された。今回は県内89社・団体の応募を選考委員会で評価し、最高賞の知事賞(大七酒造)など25社・団体を選んだ。
宿泊業としての受賞は栄楽館・ホテル華の湯が唯一。福島民報賞は知事賞に次ぐ表彰。食の地産地消を進め、県内食材の安全性、魅力を発信し復興に貢献したことや、企業内保育園を開設し女性の活躍を推進、人材確保の先進的な取り組みに力を入れていることなどから受賞が決まった。