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こんにゃくパークが11月15日から「新芋祭り」開催 こんにゃくの消費拡大を

2024年11月8日
営業部:古沢 克昌

2024年11月8日(金) 配信

(左から)コンニャクイモ収穫風景、新芋、夏のコンニャクイモ畑

 群馬県・甘楽町のこんにゃくパーク(運営=ヨコオデイリーフーズ)は、コンニャクイモの収穫時期にあわせた「新芋祭り」を11月15日(金)~12月15日(日)まで開く。祭り期間中、無料バイキングでは、24年度産新生芋使用「群馬の生芋糸こんにゃく」で作った「新生芋しらたきのかき揚げ」を提供する。また24年度産新生芋・群馬の生芋シリーズ4品を同日から販売開始する。

 近年、コンニャクイモも生産性の高い品種「みやままさり」が栽培面積の5割以上を占めているが、コンニャクイモは植え付け、収穫、保管を繰り返し、こんにゃく製品に加工できる大きさに育つまでに通常2年、稀に3年という長期間を要する手間のかかる作物。収穫期は10月20日ごろ~12月20日ごろに行われている。

 一方、こんにゃく製品の販売額は2023年507億円(見込み)で、10年前と比較すると約100億円も減少している。また、おでんや鍋シーズンに合わせ、毎年12月に最も消費されるが、近年は和食離れや暖冬の影響で、1世帯当たりのこんにゃく消費額は2000年12月の381円から23年12月は223円と41%も減少しているという。

 そこで、フランスのボージョレ・ヌーヴォーを参考に、減少に歯止めのかからない状況にあるこんにゃくの消費拡大を目指し、こんにゃくパークの「新芋祭り」開催を企画した。

 同社では「群馬県特産のコンニャクイモを原料とした食品加工を担い、こんにゃくの消費拡大のため努めてまいります」とコメントしている。

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