山梨県産の日本酒やワインをPR 常磐ホテルで「やまなしワインフェスタ」開催中
2024年11月12日(火) 配信
山梨県甲府市の信玄の湯 湯村温泉「常磐ホテル」(笹本健次社長)でこのほど県産ワインのイベントが始まり、山梨の酒をPRするセレモニーが開かれた。
同館では、10月3日から山梨県酒造協同組合の協力で10月26日まで開かれていた県産の日本酒イベント「やまなし地酒フェスタ」に代わり、引き続き山梨県ワイン酒造組合の協力のもと、11月2日から県産ワインのイベント「やまなしワインフェスタ」が始まった。
地域ブランドを国が保護する「地理的表示(GI)制度」で、2013年のワインに続き、21年4月に日本酒も「山梨」が指定され、全国で初めて同一県で2つの酒類で指定されている。
そこで、昨年同様に「やまなし地酒フェスタ」から「やまなしワインフェスタ」に切り替わる間の11月1日に「GIやまなしバトンタッチリレー」のセレモニーが開かれ、県酒造協同組合から県ワイン酒造組合へ「美酒美県やまなし」のポスターが引き継がれた。
常磐ホテルの笹本社長は「秋の行楽シーズンに向け、すでに多くの宿泊予約が入っているが両イベントを通じて、山梨県産の良質な地酒とワインの魅力を県内外に広くアピールし『GIやまなし』の認知拡大に努めていきたい」とあいさつした。
県内13のワイナリーの20種類以上のワインを味わうことができる「やまなしワインフェスタ」は、11月30日(土)まで開催中。