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JR関西線12駅、途中下車でぶらり旅 企画きっぷ発売中

2024年11月13日
編集部

2024年11月13日(木) 配信

写真提供:JR西日本

 三重県観光連盟など13団体で組織する「JR関西線12駅途中下車の旅」連携協働会議は2024年11月1日(金)から、沿線の食事店などで利用できるクーポンが付いた企画きっぷを、日本旅行の予約サイトで販売している。販売期間は2025年2月16日(日)まで。

 きっぷの名称は「JR関西線12駅途中下車の旅きっぷ」。大都市圏発着の亀山駅~加茂駅間の途中下車が可能なきっぷと、沿線の食事施設や観光施設等で使えるクーポン(1000円分)をセットにした日帰りの募集型企画旅行。京阪神地区発着の場合、加茂駅から亀山駅に向かって、名古屋発着は、亀山駅から加茂駅に向かって、後戻りしない限り、何回でも途中下車できる。利用価格は大阪駅発の場合大人3400円、子供2700円。 

 JR関西線は名古屋駅から大阪・難波駅まで174・9キロの鉄道路線。企画きっぷで乗り降りできる区間は、1両または2両の気動車が約1時間ごとに運行されている。旅行者が自由に下車駅を選び、次の列車が到着するまでの待ち時間で駅周辺の散策やショッピングを楽しんでもらおうと企画。

 沿線は山を抜け、峠を越え、田園地帯をゆっくりと気動車が走りる、のどかなエリア。東海道の41番目の宿場町「関宿」(関駅)では、江戸時代の町屋、旅籠が再現された資料館、百六里庭などを楽しめる。このほか沿線には伊賀流忍者発祥の地、巨岩・奇石の景勝地、茶の産地など多くの観光資源が残っており、ローカル線の魅力をたっぷり堪能できる。

 「沿線は田舎風景、由緒ある寺社、鉄道遺産など魅力たっぷりで鉄道ファン、地域の歴史好きには魅力いっぱい」と三重県観光連盟のマネージメント次長の金丸幸恵さんは話す。

ジャーナリスト 貞廣 長昭

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