東武トップツアーズ、大阪狭山市と連携 災害時に車両や宿泊確保で
2024年11月14日(木)配信
東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は11月11日(月)、大阪狭山市(古川照人市長)と「災害発生時等における車両の調達・運行及び宿泊施設の確保に関する協定」を結んだ。
地震や自然災害の発生時に想定される課題に対応するため、旅行会社として長年培ってきたバス会社や宿泊施設とのネットワークを最大限に生かす。双方が連携し、事前に移動手段や宿泊施設の確保について取り決め、当日の対応を円滑に行うとともに、日常時の防災訓練などの継続で対応力を強化するのが狙い。
具体的には、移送手段としての車両の調達・運行をはじめ、一時的な避難施設とする宿泊施設、他自治体派遣応援職員と他機関職員などの宿泊施設の確保、防災啓発事業や防災訓練などの参加協力に取り組む。
同社は協定を契機に、バス会社や宿泊施設との関係を強化し、防災啓発事業や防災訓練への参加協力やセミナーに取り組むほか、地域と連携しながら課題解決に向けた取り組みを推進し、持続可能な社会づくりに貢献していくとした