文化財を観光やまちづくりに生かす 「飯能市文化財保存活用地域計画」周知にシンポジウム開催
2024年11月26日(火) 配信
埼玉県飯能市(新井重治市長)は12月1日(日)、市民会館でシンポジウム「文化財を地域の宝に~歴史文化を活用したまちづくりを目指して~」を開く。「飯能市文化財保存活用地域計画」が今夏、文化庁長官認定を受けたことを記念するもので、計画の周知や地域遺産を市全体で保存・活用し、観光や地域づくりに生かしていく機運を高めるのが狙い。
市が計画についての概要を説明するほか、立正大学特別栄誉教授の坂誥秀一氏が「大名関係墓所の保存と活用~観光考古学の視点から~」と題して記念講演を行う。パネルディスカッションは「徳川家に仕えた付家老家の墓所~飯能の近世大名墓を読み解く~」をテーマに行う。司会を飯能市立博物館館長の尾崎泰弘氏が務め、パネリストに石造文化財調査研究所代表の松原典明氏と茨城県水戸市教育委員会副参事の関口慶久氏、大阪府阪南市市役所職員の三好義三氏、飯能市立博物館主幹の村上達哉氏が登壇する。
日時は12月1日(日)の午後1:30~4:30、会場は飯能市市民会館小ホール。定員は250人で参加は無料。専用フォームから事前申込が必要だが、空き状況によっては当日参加も可能という。