test

北海道千歳市が「業務型」ワーケーション推進 地の利や自然などの優位性生かす

2024年11月28日
営業部:鈴木 克範

2024年11月28日(木) 配信

あいさつする林部長(前方右)

 北海道千歳市と千歳観光連盟は2024年11月21日(木)東京都内で、市が取り組む「『業務型』ワーケーション」説明会を開いた。

 普段の職場や自宅とは異なる場所で仕事をしつつ、自分の時間も過ごす「ワーケーション」は、個人のプライベートに合わせて行う「休暇型」と企業が主体になって業務を主導する「業務型」に区分できる。千歳市は、国内航空路線の基幹空港・新千歳空港を擁する地の利に加え、国立公園支笏湖エリアの豊かなアウトドアフィールドや、日本を代表する食・飲料メーカーなどの立地をセールスポイントに、「業務型」ワーケーションの受け入れに力を入れている。

 「業務型」ワーケーションで重要なのは「何を目的に実施したいか」という点。昨年10月、NTT東日本が行った1泊2日のワーケーション(15人参加)では、「新たな着想・発想の創出につなげるほか、地域貢献につながる取り組みも」という企業側の要望を踏まえ、支笏湖でのクリアカヤック体験や湖岸清掃を提案したほか、千歳ワーケーションPR動画の素材撮影も盛り込んだ。参加者はこれらのプログラムを体験しつつ、2日目の午前中に各自がリモートワークなども行った。

 市内は、小麦やてん菜、大豆などの農業、養豚や養鶏などの畜産業も盛んで、「ファーマー体験」などもプログラムに組み込める。千歳市観光スポーツ部の林伸一部長は「市の特性と優位性を生かしながら、取り組みを進めたい」と話す。

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。