マリオット 日本国内で100軒目 初のビジネスホテル展開
2024年12月4日(水) 配信
マリオット・インターナショナルは11月18日、大阪府・梅田に日本国内で100軒目となる施設「フォーポイントフレックスbyシェラトン大阪梅田」を開業した。同ホテルは、公共交通機関や市内中心部へのアクセスが良好で、手ごろな価格帯のミッドスケールセグメントに属するマリオット初のビジネスホテルブランド。アジア太平洋地域では初の展開となる。
同ホテルは、世界有数の投資会社であるKKR(平野博文社長、東京都千代田区)が保有するユニゾホテル(江上正巳社長兼CEO、東京都港区)が展開していたホテルを改装オープンしたもの。
全220室ある客室はシングルとダブル、ツインの3タイプで構成。バリアフリー客室もある。ランドリーを備えるほか、1階には食事処「やよい軒」が入居。宿泊者向けに5種類の朝食メニューも用意する。
マリオット社は2025年初頭までに、ユニゾホテルが展開していた函館、盛岡、宇都宮、横浜、名古屋、金沢、京都、大阪、神戸、博多など10都市にある14軒のホテルを順次、フォーポイントフレックスbyシェラトンとしてリブランドオープンさせる計画だ。
同日、大阪での開業記念セレモニーに出席したマリオット・インターナショナルのアンソニー・カプアーノ代表取締役兼CEOは「日本で100軒目となるホテルの開業と、新ブランドホテルを紹介できることを大変嬉しく思う。日本は当社にとって重要な成長市場。とくに手ごろな価格帯のミッドスケールセグメントの拡大においては最適市場であり、今回の新ブランドも日本に焦点を当てて設計した」とし、「価格と質の両方を重視する新しい世代の旅行者を歓迎するとともに、今後も日本のすばらしいおもてなしを体験していただく新しい機会を創造していきたい」と述べた。