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館林市とC&R社が覚書を締結 「メタバースを活用した観光活性化事業」で

2024年12月3日
編集部:飯塚 小牧

2024年12月3日(火) 配信

館林市のバーチャル空間

 群馬県館林市(多田善洋市長)は11月28日(木)、クリーク・アンド・リバー社(C&R社、黒崎淳社長、東京都港区)と「メタバースを活用した観光活性化事業」に関する覚書を結んだ。メタバースを活用した観光活性化事業を行うことで、次世代に向けたデジタル時代の観光促進モデルの新たな可能性を見出すとともに、同市が「多くの人から愛される活力と魅力あるまち」になることを目指す。覚書の有効期間は2025年3月31日まで。

 両者はゲーム系メタバースサービス「ROBLOX」で館林市オリジナル新バーチャル空間の制作・公開を行う。館林市の観光スポットや地域の特色をテーマに空間をデザインしており、訪問者はOBBY(障害物コース)をクリアしながら、ゴール地点にいる市の観光マスコットキャラクター「ぽんちゃん」を救出する。

 また、C&R社が開発したクリエイター専用のメタバース「C&R Creative Studios Metaverse」を活用した観光PR、メタバース体験を用意。市内のつつじが岡ふれあいセンターにメタバースを体験できるPCを設置し、来訪者が市のプロモーション動画などを視聴できるようにする。体験用PCの設置は12月10日(火)~25年2月28日(金)まで。

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