福知山市が地域おこし協力隊体験会の参加者を募集 今回のテーマは「観光情報の発信」
2024年12月6日(金) 配信
京都府福知山市(大橋一夫市長)は2月22日(土)~23日(日)に「地域おこし協力隊体験会」を開く。今回は「観光情報の発信」をテーマに、観光分野の隊員希望者を対象に実施する。京都府北部地域連携都市圏振興社福知山地域本部(福知山観光協会)が受入候補団体となり、同市での暮らし体験や現役隊員との交流をはかる。
地域おこし協力隊制度は、隊員と地域のミスマッチが全国的に課題となっており、総務省は「地域おこし協力隊アドバイザー」などを設けて地域に助言などを行っている。同市もアドバイザーの派遣を受け、地域団体と勉強会などを実施。正式な募集前にミスマッチを防ぐための取り組みとして、今年の2月にはじめて「地域おこし協力隊体験会」を開催し、今春には5年ぶりとなる協力隊員の募集を行った。11月1日から3人が活動しているという。
今回の体験会の対象者は応募時点で3大都市圏(東京圏、名古屋圏、大阪圏)をはじめとする都市地域など、総務省が定める「地域おこし協力隊の地域要件」を満たす地域に居住する人で、隊員を希望している、または田舎暮らしやローカルキャリアを築きたい人、福知山市に興味があることのいずれかを満たす必要がある。
体験会の募集定員は5人程度。参加者負担額は現地までの交通費のほか、参加費として7000円を見込む。宿泊は指定の施設に泊まる場合は無料で案内する。応募締め切りは2月7日(金)まで。申し込みは移住促進サイト「FUKUFUKU LIFE」から。
なお、隊員の募集については2025年度の予算成立をもって行うことを前提にしている。