1~3月まで観光列車「52席の至福」でシンガポール料理提供 シンガポール政観×西武鉄道
2024年12月10日(火) 配信
シンガポール政府観光局(セリーン・タン北アジア局長、日本支局:東京都千代田区)と西武鉄道は2025年1月から、レストラン観光列車「西武 旅するレストラン『52席の至福』」でシンガポールの料理を提供する「予想外の体験。シンガポール」を企画する。両者は「特別で新鮮な体験を届ける」という共通テーマで連携し、旅と食を通して国内外の観光誘致を目指している。
8月にはシンガポールの定番料理を提供する1日限定の特別列車を運行しており、好評だったという。今回は第2弾企画となり、東京・日本橋のレストラン「nôl」のディレクターを務めるシェフ・野田達也氏が監修した創作シンガポール料理を提供する。野田シェフはシンガポールを視察し、ホーカー(屋台)から高級レストランまで多様な食文化を体験したうえで、秩父の新鮮な食材や和の要素を融合させたメニューを考案した。
野田氏は「初めて訪れたシンガポールでは、多様な価値観が共存し融合するなかで、常に新たな文化が生み出されているエネルギーに、大きな刺激を受けた」とし、「シンガポールで感じた想いを一皿一皿に込め、『予想外の体験』を表現しています。私にとっても、シンガポールは再訪したい国となりました。『52席の至福』の乗客の皆様にも、料理を通じてシンガポールを訪れたいと感じていただけましたら本望です」とコメントしている。
詳細や予約は「52席の至福」のサイトから。運行は1~3月の3カ月間。