「宮島・広島・岩国・呉」の首都圏観光宣伝隊が来社 観光・イベントや食の魅力など紹介
2024年12月11日(水) 配信
2024年度「宮島・広島・岩国・呉」共催の首都圏観光宣伝隊が12月4日(水)、本紙を訪れ、同エリアの観光・イベントやおすすめスポット、食の魅力などを紹介した。
来社したのは宮島観光親善大使の城山巧さん、広島観光親善大使の高間美緒さん、ミス岩国のサプコタ・カリシマさん、宮島観光協会の平田裕二副会長(岩惣社長)、野島友和副会長(宮島シーサイドホテル専務)、岩国市観光協会鵜飼事務所の三井麻衣子さんの計6人。
宮島は保存修理工事が完了した「大鳥居」を始め、潮の満ち干によって姿を変える「世界遺産・嚴島神社」、海からの「参拝遊覧船」や「世界遺産航路」などを紹介。
城山さんは「世界遺産の宮島は昔から神の島として崇められています。日本三景の1つで、2025年に開催される大阪・関西万博のフランスパビリオンでは、モンサンミシェルと観光友好都市の宮島の大鳥居が模型で展示されます」とアピールした。
広島は幻想的な光で街を彩る「ひろしまドリミネーション」のライトアップのほか、JR広島駅の新駅ビル2025年春開業を紹介。駅ビル2階には広島電鉄の路面電車が高架で乗り入れ、広島駅中央口改札や新幹線口改札から段差なくフラットにつながるようになる。広島平和記念資料館ではウェブを活用したチケットの事前購入・予約が開始され、オンラインチケットの導入でエントランス前の行列は導入前よりも短くなり、自動券売機も導入されたため、現地でチケットを購入される際も利便性が高まった。
高間さんは「冬のグルメキャンペーン『瀬戸内かき海鮮食堂』が2月28日まで実施中で、広島湾七大海の幸(メバル・コイワシ・オニオコゼ・アサリ・クロダイ・カキ・アナゴ)が豊富に使われたメニューがスタンプラリー形式で楽しめます」と説明した。
岩国は名勝「錦帯橋」と「錦帯橋の鵜飼と遊覧船」、体験メニュー「岩国寿司体験」を紹介。
サプコタ・カリシマさんは「岩国の観光のシンボルは、日本三名橋の錦帯橋で、1673年創建の世界に誇る木造五連のアーチ橋です。国の天然記念物「岩国のシロヘビ」も生息しています。来年の干支が巳年ということもあり、白蛇神社や岩国シロヘビの館に大勢の方が来られることを期待しています」とPRした。
呉の「大和ミュージアム」は、25年2月からリニューアル工事で約1年間休館するため、休館中の対策としてビューポートくれ仮展示室「大和ミュージアムサテライト」における代替展示を行い、修学旅行用ガイダンスも実施する。10分の1戦艦大和は外から見学できるという。