「ドイツ観光局サステイナブルツーリズムメディアアワード2024」 グランプリは鈴木博美氏
2024年12月12日(木) 配信
ドイツ観光局日本支局(西山晃支局長、東京都港区)は12月10日(火)、東京都内で「ドイツ観光局サステイナブルツーリズムメディアアワード2024」授賞式を開いた。
同アワードは、「サステイナブルツーリズム(持続可能な観光)」をテーマに、24年に独自のドイツ取材や、ドイツ観光局のプレスツアーに参加したジャーナリストを対象に、ドイツへの持続可能な観光の啓発に最も貢献したジャーナリストを表彰するもの。
グランプリに輝いたのは鈴木博美氏。サステイナブルの3つの視点①Socio-cultural(地元の伝統文化や風習を後世に残すもの。また、人と人とのふれあいを大事にし、相互理解を深めるもの)②Economic(文化継承や自然保護といった一見非経済的と思われる取り組みにおいて、とくに経済的に劣勢になりやすい田舎や過疎地域において「儲かる仕組み」の実現に寄与するもの)③Environmentally friendly(自然保護、環境保全、環境に負荷をなるべくかけない方法で観光を促進するもの)に関して、鈴木氏の独自の視点や、優れたストーリー性でシリーズ記事として紹介した点が高く評価された。
準グランプリは坪井由美子氏が受賞。正確性や客観性、構造性、独自性に加え、読者への共感度の高さが際立った。
審査員特別賞はシュピッツナーゲル典子氏。日本ではまだ知られていない、奥深い魅力を持つデスティネーションに焦点を当てた記事が高ポイントを得た。
審査は西山支局長に加え、外部審査員として岡田美奈子氏(追手門学院大学教授)、石原義郎氏(航空新聞社編集統括)の3氏が務めた。