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冬季繁忙期のタクシー活用「ニセコモデル」 札幌・青森・東京から12社20台45人が協力

2024年12月16日
編集部:馬場遥

2024年12月16日(月) 配信

12社20台45人が協力し、冬季繁忙期の交通課題解決策「ニセコモデル」を展開する

 タクシーアプリ「GO」を運営するGO(中島宏社長)、北海道ハイヤー協会(平島誉久会長)、北海道・倶知安町(文字一志町長)、北海道・ニセコ町(片山健也町長)は、倶知安町とニセコ町からなるニセコエリアにおける冬季期間、繁忙期の交通課題解決の一手として、「ニセコモデル」を展開している。2024年度は、札幌、青森、東京のタクシー事業者の協力のもと、昨年度の2倍となる合計12社20台45人の応援隊の協力で、12月16日(月)~25年3月15日の(土)期間中に「ニセコモデル」を稼働する。

 さらに、地元事業者4社25台の協力のもと、「ラストワンマイルの足を確保するべく稼働する」方針だ。

 ニセコモデルは、ニセコエリア限定でタクシーの営業区域外旅客運送と遠隔点呼の仕組みを活用し、他営業圏のタクシー事業者から応援隊派遣を行い、ニセコエリア内の発着となるタクシーアプリ「GO」の注文のみで営業を実施し、供給力強化をはかる取り組み。

 昨年度は約8割がリピーターかつ、利用者の約9割がインバウンド旅行者となり、合計2万件以上の利用があった。

 この結果を踏まえ、今年度は地元事業者と、札幌・東京事業者、新たに参加した青森市のタクシー事業者が協力し、合計16社45台が稼働する。

 タクシーアプリ「GO」を運営する同社は、「訪日外国人が過去最高のペースで増加を続けていることから、今シーズンのニセコエリアは昨年度以上の混雑が見込まれる。応援隊がニセコ入りした後期間中に宿泊する場所の確保ができたほか、地元タクシー事業者にもアプリ導入をしていただいた。とくに需要が集中する年末年始と旧正月の時期は渋滞の懸念もあることから、全体として効率の良い稼働ができるようシフト調整や待機場所の工夫など行っていく」とした。

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