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マーケットエンタープライズとNAA、空港の不用品販売へ 循環型社会の形成推進

2024年12月19日
編集部:木下 裕斗

2024年12月19日(木) 配信

緯度経度表示灯

 マーケットエンタープライズ(小林泰士社長、東京都中央区)と成田国際空港(NAA、田村明比古社長)は12月18日(木)、空港内で発生する不要品のリユースを推し進める業務提携契約を結んだ。今後、航空・空港ファンに入手が難しい空港退役グッズを一般発売し、不要品を捨てずに再利用する仕組みの構築や循環型社会の形成を推進する。

 NAA は2021年、サステナブルNRT2050を策定し、50年度までに成田空港で排出される二酸化炭素を15年度比で50%削減することを目標としている。マーケットエンタープライズは、同社に登録された全国のリユースショップに不要品を一括査定できるサービス「おいくら」を展開している。このようななか、「リユース活動による循環型社会の形成を目指す」ニーズが合致したため、今回の協定を締結した。

 今後、マーケットエンタープライズが運営する「高く売れるドットコム」のバイヤーが、空港の不要品の査定と検品を行ない、販売する。航空灯火や緯度経度表示灯、スポット番号表示灯などを取り扱う。

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