福岡県八女市・福島八幡宮に家屋を改装したカフェ誕生 1月11日に「カミカケ茶屋」オープン
2025年1月6日(月) 配信
カミカケ(吉開雄基社長、福岡県八女市)は1月11日(土)、八女市の福島八幡宮内に、古い家屋を改装したカフェ「カミカケ茶屋」をオープンする。同社の吉開氏は同神社の宮司で、「誰もが利用できる、賑やかな神社へ。」を掲げており、参拝後にゆっくりできる場所を提供したいと、実家を改装して茶屋を開店することにした。
茶屋では、福島八幡宮のおそなえものを無駄にしないように活用するほか、神職が食材をすべて神様に献上し、お祓いをしたあとに調理する。すべての食材が神様に祈祷したもので、縁起のよいものになるという。
食事メニューは「かみさまのごはん」(税込2750円)と「めでたい茶漬け」(同1980円)で、どちらも鯛をメインに据える。かみさまのごはんは、鯛を鱗をつけたまま素揚げしたものがつく。
デザートは神社パフェ(1650円)とお清めアイス(1100円)、御朱印ティラミス(1100円)で、ノンアルコールカクテルの「福島八幡宮スパークリング」(880円)も用意する。
吉開氏は「神社が活性化すると、その地域も元気になると考えています。今回開店する『カミカケ茶屋』は、神社を活性化するうえでの一つのコンテンツに過ぎませんが、神社に関心を持ってもらうために『飲食』はわかりやすく、広がりがありますので、地元の氏子さんをはじめ全国・海外の方たちのコミュニティをつくりたいです。観光客が八女に来て、まず福島八幡宮に来てくださることも多く、八女のおすすめの場所を聞かれるので『八女の観光案内所』のような場所にしたいと考えています」とコメントしている。