HIS、閉場した国立劇場ツアー 連携協定第1弾、訪日客向けに
2025年1月7日(火) 配信
エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)は1月27日(月)まで、日本芸術文化振興会(長谷川眞理子理事長、東京都千代田区)と締結した国立劇場(東京都千代田区)の活用に係る連携協定の第1弾として、訪日客向けに初春歌舞伎鑑賞日帰りバスツアーを実施している。
同劇場は1966年、歌舞伎や舞踊、雅楽など日本の伝統芸能の保存と振興の場として開場。施設老朽化への対応とバリアフリー化に向けた建て替えのため、2023年10月末に閉場している。
こうしたなかHISは昨年7月、日本芸術文化振興会と国立劇場の再開場までの期間中に、伝統芸能の保存と振興のほか、世界に向けた文化芸術の発信拠点としての役割を発揮することを目指す連携協定を結んだ。
ツアーでは、舞台施設や楽屋など一般に公開されていなかった舞台裏や、歌舞伎で俳優が着用していた衣裳を羽織る。さらに、新国立劇場(東京都渋谷区)で初春歌舞伎公演を鑑賞する。
設定日は1月10日(金)~12日(日)と17日(金)~19日(日)のほか、26日(日)と27日(月)。代金は大人1人2万4000円。