日本生産性本部「生産性運動70周年」迎える 新年互礼会で「賃上げの好循環、確実に」
2025年1月9日(木) 配信
日本生産性本部(茂木友三郎会長)は1月8日(水)、東京都内で2025年新年互礼会を開き、経済界、労働界、学識者に加え、政界からも多数が出席した。「生産性運動70周年」の節目を迎える今年度は、記念大会の開催や、関係機関と連携しながら、日本の諸課題について世論喚起・合意形成活動に取り組む方針を示した。
茂木会長は「持続可能な経済成長を実現し、国民生活の豊かさを高めていくためには、物価を上回る実質賃金の上昇を継続させていかなければならない」とし、そのためには「今こそ生産性改革の担い手である労使双方が知恵を出し合い、付加価値増大を軸とした生産性向上と賃上げの好循環の流れを確実なものにしていくことが不可欠」と力を込めた。