奈良県・天川村の洞川温泉で新クラフトビール誕生 「温泉ナイトクルージング」今春発売へ
2025年1月14日(火) 配信
奈良県・洞川温泉街で和漢胃腸薬「陀羅尼助丸(だらのすけがん)」の販売を営む銭谷小角堂(銭谷貴大代表、奈良県・天川村)はこのほど、洞川温泉の夜をさらに楽しんでほしいと、クラフトビール「温泉ナイトクルージング」を開発した。「銭谷小角堂」と製造所の「洞川温泉醸造所」で今年春から提供を予定する。
同ビールは湯上りで火照った体を涼ませながら、提灯の灯りが揺れる温泉街を散策する「ナイトクルージング」の幻想的なひとときをイメージした。グレープフルーツジュースを思わせる爽やかな風味で、アルコール度数は4・5%と飲みやすい、ヘイジーセッションIPA(インディア・ペール・エール)。環境省認定「日本名水百選」の大峯山の名水「ごろごろ水」を使用している。
容量は瓶が330ミリリットル、缶が350ミリリットル。価格は未発表。
同社は観光客に地域の文化を身近に感じてもらうため、2022年に「ごろごろ水」を使用したクラフトビールを開発・販売する「洞川温泉醸造所」を創設し、ビール事業に参入。24年7月に、霊峰大峯山で修行する「山伏」をイメージした、フルーティーな味わいが特徴の「大峯修行IPA」の販売を開始している。同ビールは800円(税込)。