山梨フルーツリゾートと国際興業エネ・ソリューションズ、山梨県山梨市と災害協定 要配慮者受入や電力供給
2025年1月15日(水) 配信
国際興業グループの山梨フルーツリゾート(田淵幸弘社長、山梨県山梨市)と、
国際興業エネ・ソリューションズ(飯田次郎社長、東京都中央区)はこのほど、山梨県山梨市(高木晴雄市長)と峡東地域広域水道企業団(企業長=高木晴雄・山梨市長)と「災害時における要配慮者等の受入れ及び電力供給に関する協定」を結んだ。
山梨フルーツリゾートが経営するフルーツパーク富士屋ホテルは、山梨県山梨市に所在し、宴会場や大浴場に加えて、全43室の客室を備えているため、災害時における地域社会への貢献活動の一環として締結。国際興業エネ・ソリューションズは同市内での水力発電事業を計画しており、発電開始後における災害時の電気の活用を模索するなかで、同協定への参画を決めた。
フルーツパーク富士屋ホテルは災害発生時、同市からの要請に基づき、施設の一部を2次避難所として開設し、一般避難者との共同生活が困難な乳幼児や妊産婦などの要配慮者を受け入れる。
また国際興業エネ・ソリューションズは発電所稼働後、水力発電による電気を蓄電池に貯蔵。災害発生時に同市の指定する避難所へ持ち込み、電気を無償で提供する。