近畿日本ツーリスト、ハワイでバリアフリー 海水浴楽しめるツアー発売
2025年1月15日(水)配信
近畿日本ツーリストは、6月13日(金)~15日(日)にハワイで開催する「第42回まつりインハワイ」の期間中、車いす利用者や医療的ケア者(児)とその家族を対象に「ドリームフェスティバルインハワイ2025」を開催する。誰もが安心して海水浴を楽しめる「バリアフリービーチプロジェクト」を初めて実施し、日本発着の添乗員同行ツアーを1月10日(金)から売り出した。
「バリアフリービーチプロジェクト」は、障害者や高齢者、小さな子供連れの家族など、すべての人が安心して海水浴を楽しめる環境を整えることを目的とした取り組み。近年、国内の海水浴場でも活動の輪が広がっている一方、車いす利用者や医療的ケア者は、海外旅行先での海水浴に対応できるスタッフが充実していないなど、多くの課題を抱えている。
今回のツアーでは、日本とハワイの交流イベントとして長年親しまれてきた「まつりインハワイ」で、すべての人がハワイのビーチを楽しめるプログラムを提供する。
専門のサポートスタッフが現地で付き添い、安全に海水浴を楽しむためのサポートを行う。スロープや砂浜の上を移動するためのシートをビーチに設置するほか、宿泊先のホテルの協力で、車いす対応のトイレや休憩スペースも完備。人工呼吸器や人工透析を必要とする人に対しても必要なサポートを整えるとした。
ツアーは6月12日(木)から6日間の羽田空港発着で、旅行代金は46万8千円。カラカウア通りを練り歩く「まつりパレード」も参加でき、有料ではイルカに触れ合うプログラムや手作りハワイアンレイ体験も用意する。