第1回JTB交流創造キャンバス、「e-スポ☆アグリ」「トラディミッション」が大賞
2025年1月16日(木)配信
JTBは1月15日(水)、「第1回JTB交流創造キャンバス」の受賞作品を発表した。「スポーツ×交流」と題してプランのアイデアを募集。364作品の応募の中から、「ドリーム賞」の最優秀賞には「e-スポ☆アグリ」(野田侑子さん)、「クリエイティブ賞」の同賞に「トラディミッション~地球の伝統を守る~」(伊藤寧々さん、中山悠さん)が選ばれた。
「ドリーム賞」は、「こんな交流があったらワクワクする夢のあるアイデア」を表彰するもの。最優秀賞に選ばれた「e-スポ☆アグリ」は、eスポーツ(VR)と農業(アグリカルチャー)を融合させた社会問題を解決する交流事業。ドローンやVR、遠隔操作などの技術を用いて、eスポーツプレイヤーが農家からのクエストを請け負うカタチでサポートする。報酬として貢献度に応じ、育てた農作物を食べられるなど、農家の人材不足とeスポーツの発展を同時に実現するアイデアが評価された。
もう一つの「クリエイティブ賞」は、「実現可能性があるもので、これまでにないワクワクするアイデア」を表彰するもの。最優秀賞に選ばれた「トラディミッション」は、世界中の人々が各国の伝統遊び(スポーツ)を共に行うワールドスポーツイベント。世界中から参加者を募り、羽子板やガバディなど各国の伝統スポーツを体験することで、地球規模で伝統を守っていくことを一番の目的としていることが評価された。
このほかの受賞作品は次の通り。
【ドリーム賞】
〈優秀作品〉「アフリカ大陸を巡る壮大なゴルフツアーの旅」(末友阡惠さん)
〈審査員特別賞〉「月のクレーターでボルダリング」(北村彩花さん、押目瑠海さん、遠山桂里奈さん)
【クリエイティブ賞】
〈優秀作品〉「地球がキャンバス-WORLD RUN DRAWING-」(溝田仁一さん、根本遥さん)
〈審査員特別賞〉「こんなのでいいの?はちゃめちゃ新生トライアスロン‼~楽しさとスポーツツーリズムに向けて~」(菊地識史さん)
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第2回の募集テーマは2025年6月ごろに専用サイトで発表予定。