宿フェス2025 宿観光旅博覧会 2025年2月5ー6日開催
2025年1月31日(金) 配信
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全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部(塚島英太部長)は2月5、6日、東京都江東区の東京ビッグサイトで、旅の博覧会「宿フェス2025(宿観光旅博覧会)」を開く。開催を前に宿フェスの統括責任者を務める大平修司流通DX事業担当副部長と、歴代部長らが集まり、今回のテーマや宿フェスに込めた思いを語り合った。
【土橋 孝秀】
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□座談会~観光産業の未来を自ら切り拓く~
宿フェス2025では47都道府県や各ブロックの展示ブースが並び、宿泊券が当たる抽選会やステージコンテンツを実施する。
グルメブースは宿フェス史上最大規模となる約20店舗となり、「第7回旅館甲子園」も2日目に開催する。集客目標は5万人。
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上村領佑氏:「観光産業の未来を自ら切り拓くイベントと位置づけています。一般消費者と直接交流して宿泊産業をより高みに導き、宿を営む我われオーナー自身のレベルアップにもつなげていきます。
今回は『サステナビリティ』をテーマに掲げました。プラスチック排出削減や環境負荷軽減などの話が先行していますが、我われ宿泊施設は地域のさまざまな業者とつながりを持って事業を営んでいます。事業を継続すること自体が、地方経済を支えているという一面があると自負していますし、そこの部分をもう少し外に打ち出していきたいと考えています」。
宿フェスは23年に始まり今回で3回目だが、構想は18年までに遡る。その年の1月22日、東京で20㌢を超える積雪を観測した夜、部長立候補を半年後に控えた鈴木治彦元部長が5人の部員を恵比寿の焼肉店に集め、宿フェスの構想を話したことから始まった。