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島根県 サステナブル和牛 丸山知事が大阪でPR

2025年3月6日
関西支社:土橋 孝秀

2025年3月6日(木) 配信

県産食材の魅力を説明する丸山達也知事

 島根県は2月11日、大阪府大阪市の商業施設「KITTE大阪」内の中華レストラン「東寶」で、関西の報道関係者やラジオパーソナリティー、フリーライターなどを招き、県産食材をPRするメディア向けトップセールス「しまね美食のご縁会」を開いた。

 同県の丸山達也知事自らが県産食材の魅力を紹介し、和牛のオリンピックと言われる全国和牛能力共進会で2022年に肉質日本一に輝いたしまね和牛などを使ったコース料理を提供した。

 丸山知事は「1966年に和牛能力共進会が始まったが、当時和牛はトラクターの代わりに荷物を運ぶ役割を担い、食べるものではなかった。そこから生産者の皆さんの長年の努力の蓄積で、ここまで進化した」と述べ、「これまで通常は食べることがなかった、出産を経験した経産牛を再飼育するという珍しい取り組みを雲南市の牧場が取り組んでいる。昨秋には欧州で行われたワールドステーキチャレンジで金メダルを獲得するなど、高い評価を受けている」と進化する和牛の世界を強調した。

 経産牛の再飼育は熟豊ファーム(雲南市)と同社の商品を取り扱う銀閣寺大西(京都府京都市)が「サステナブル和牛 熟」と名付け、現在24カ国に出荷している。

県産食材の魅力を説明する丸山達也知事

 今回のコース料理では、「サステナブル和牛 熟」のリブロースと、由志園アグリファーム(松江市)の馬鈴薯を使った「ブラックペッパーソース炒め」として提供された。経産牛ならではの強い旨味に加えて、柔らかさがあり食べ応え十分の一品だった。

 ほかにも、松永牧場(益田市)の未経産黒毛和牛のリブロースを使った「しまね和牛のしゃぶしゃぶサラダ」や、奥出雲の自然飼料で育てるたなべたたらの里(雲南市)の卵「彩り天佑卵」をふんだんに使ったエビの炒め物などが並んだ。

 地酒では、加茂福酒造(邑南町)の純米酒「死神」が参加者に好評。枯葉色をした芳醇旨口で、サステナブル和牛熟との相性が良かった。

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