展示会向けパンフレット
先月、旅館100選台湾プロモーションを実施した。詳細は次号にゆずるが、文具・ギフトの見本市「ギフショナリー台北」では、旅館100選の展示小間を構え、18旅館のパンフレットを並べた。
肌感覚だが、大勢の来場者が最初に手にしたのは新潟県・ホテル双葉のパンフレットだった。全面露天風呂の写真と中央に「二十八湯」の文字。見た目の印象が強かった。デザイン重視は単体で美しい反面、並べて俯瞰すると埋もれる欠点もある。
来場者への案内時は、じゃばら折りでさっと広げられるものが一番。素早く全体像を見せることができる。逆に一般的な中とじは使いにくい。
書くと当り前だが、そうでないものが多かった。展示会や対面説明を意識したパンフレット制作を考えてもいいのでは。
【鈴木 克範】