トラベルライティングアワード新座賞2024 最優秀は大沼さんの「生涯をともにしたい街」(新座市産業観光協会)
2025年3月5日(水) 配信
長谷川会長、金子教育長-粂田さん、富田、並木市長.jpg)
埼玉県の新座市産業観光協会(長谷川栄会長)はこのほど、トラベルライティングアワード新座賞2024の授賞作品を発表した。最優秀賞には、大沼夏花さん(立教大学)の「生涯をともにしたい街」が選ばれた。市内の跡見学園女子大学と十文字学園女子大学、立教大学の3大学に通う学生に市の観光資源を発見してもらうほか、作品を通じた魅力の発信につなげたい考えだ。
同賞は、3大学の各担当教員が観光学系の学生の作品から30作品を選出。その後、3大学の学生で構成する学生事務局が新座賞14作品を選ぶ。このなかから、観光協会会長と市長、教育委員会教育長、シティプロモーション課職員2人、3大学教員の3人が最優秀賞と優秀賞2作品を選定した。今回の応募数は372作品。
最優秀賞の「生涯をともにしたい街」は、大沼さんが同市で出会った人のあたたかさや穏やかな気持ちになった大和田神社を紹介し、住み続けたい自身の気持ちを記している。
優秀賞には富田萌さん(同)の「私の庭は門を越えた異空間に。」と、粂田優衣さん(同)の「束の間のコラボレーション」が選ばれた。
2月25日(火)には表彰式が行われた。
長谷川会長は、新座市大和田にある普光明寺が今年4月4(金)~6日(土)、33年に一度の御開帳の年を迎えることに触れ、「学生の皆さんに訪れ、新座の魅力に触れてほしい」とさらなる市の観光資源の再発見を促した。
並木傑市長は「(最優秀賞と優秀賞を)選ぶのが難しかった」と候補作品を高く評価。「学生の柔軟な発想で市を観光の町としても広めてほしい」と期待を述べた。