飯能駅にムーミンのオブジェ設置 市街地の賑わい創出と回遊性向上を
2025年3月18日(火) 配信

埼玉県飯能市(新井重治市長)はムーミン物語(小幡匡志社長)や西武鉄道(小川周一郎)などとムーミンバレーパーク開業6周年記念日の3月16日(日)、西武鉄道飯能駅にムーミンキャラクターオブジェを設置した。同日は、まちなかでは初の設置となるオブジェの披露セレモニーを地域の子供たちを招いて実施した。
3者は2024年8月9日に結んだ、地域活性化に関する基本協定で掲げる「ムーミンに会えるまち、はんのう」のシティプロモーションを推進するため、飯能商工会議所(吉田行男会頭)、奥むさし飯能観光協会(中里忠夫会長)を含めた5者によるプロジェクト推進協議会を発足。今回のオブジェ設置は同協議会のキックオフ事業として位置付ける。オブジェ設置により、飯能エリアの玄関口である飯能駅の拠点性向上と市内回遊の促進、地域住民のシビックプライドや来訪者の高揚感の醸成を目指す。
オブジェは、台座の高さが約90センチ、オブジェの高さが約70センチ。台座は本をモチーフとし、物語の中からムーミンが登場したようなデザインに仕上げた。
新井市長は「『ムーミンに会えるまち、はんのう』のシティプロモーションの推進に向けた、大きな一歩になると期待している」とコメント。「飯能駅を起点に、中心市街地などの賑わいの創出や市内全域への回遊性向上にむけたさまざまな施策を展開し、『まちなかの活性化、賑わいの復活』に向けて、共に取り組んでいく。ぜひ多くの方に飯能市へお越しいただきたい」と呼び掛けた。