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石川県・和倉温泉「創造的復興プラン」発表 ”次世代につなぐ”持続可能なまちづくりへ

2025年3月26日
編集部:増田 剛

2025年3月26日(水) 配信

和倉温泉創造的復興プラン発表

 石川県・和倉温泉創造的復興まちづくり推進協議会(代表=多田健太郎・多田屋社長)は3月18日(火)、東京都内で2040年を目標年とする「和倉温泉創造的復興プラン」を発表した。地域との連携や一体性を重視しながら、次世代につなぐ持続可能な、創造的まちづくりが動き出した。

 復興ビジョンのコンセプトは「能登の里山里海をCめぐるちからCに。和倉温泉」とし、①景観②生業③共有④連携⑤生活⑥安全――の6つの基本方針が示された。

 さらに宿泊施設の避難所活用のための強靭化支援などを盛り込んだ「まちまるごとBCP」や、和倉らしいまち並み実現へ建物の色調や外観の統一、看板・照明のデザイン、おもてなし基準の設定といった「おもてなしの都市デザイン」など、具体的に6つのプロジェクトを推進していく。

 多田代表は、「現状は和倉温泉22軒の旅館のうち5軒ほどしか営業再開できていないが、若手を中心に1年間一生懸命に考えた復興プランであり、和倉温泉の未来への希望」と述べ、行政や企業など幅広い支援を呼び掛けた。

(左から)渡辺崇嗣氏、多田直未氏、鈴木貴典氏、多田健太郎氏

 その後、「復興ビジョン6つの基本方針」のテーマ別トークセッションが行われ、旅館セッションでは、加賀屋社長の渡辺崇嗣氏、美湾荘社長の多田直未氏、観光庁審議官の鈴木貴典氏が登壇。モデレーターは多田屋社長の多田健太郎氏が務め、「旅館のこれから」について語り合った。

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