Airbnb、既存ホストが参入者を支援 日本で新サービススタート
2025年3月27日(木) 配信

Airbnbはこのほど、同社で掲載している民泊物件の管理に最適な現地ホストを探せるサービス「補助ホストマーケット」を日本で始めた。既存のホストが予約管理や物件の紹介ページの作成、ゲストとのコミュニケーションなどをサポートすることで、民泊を始めやすい環境を整える。

同サービスは2024年10月、オーストラリアやアメリカ、カナダ、フランスなどでスタート。導入から約4カ月で約10万件の物件を支援した。民泊物件のページ作成や予約管理、ゲストとのコミュニケーションなどホストのニーズに合わせたサポートを行う。
Airbnbはホストに、民泊施設の所在地やホストの経験など80以上の項目から最適な補助ホストのリストを提供する。ホストはプロフィールやレビューなどを参照して、補助ホストに直接連絡したり、受取金を分配することができる。
補助ホストのサポートを受ける物件の収益は、実施していない国の約2倍になるという。
3月18日(火)に開いた説明会で、大屋智浩公共政策本部長は「今後もホストを始めやすい環境を整えていく」と方針を明かした。