MENU

test

日旅連 白石会長が再任 日旅創業地の滋賀で総会

2025年3月31日
関西支社:塩野 俊誉

2025年3月31日(月) 配信

白石武博会長

 日本旅行協定旅館ホテル連盟(会長=白石武博・カヌチャベイホテル&ヴィラズ社長、1724会員)は3月5日、滋賀県・おごと温泉「琵琶湖グランドホテル 京近江」で「第63回通常総会」を開いた。任期満了に伴う役員改選では、白石会長の再任が決まった。

 白石会長は「今年は日本旅行創業120周年の節目の年であり、大阪・関西万博も開幕することから、日本旅行創業の地滋賀県での開催となった」と、例年の東京ではなく地方開催となった経緯を説明。今後の事業展開として「我われ旅ホ連の存在意義は宿泊販売を拡大させること。少子高齢化が進み、インバウンドが増加するなど、マーケットが大きく変動するなか、中長期を見据えながら新しいマーケットを開拓していきたい」と展望を述べた。

 来賓で招かれた日本旅行の小谷野悦光社長は「120年にわたって皆様に多大なお世話になってきたこと、改めて感謝申し上げる」と謝辞を延べたうえで、「創業者の南新助は、日本で初めて国鉄貸切列車による団体旅行を実施した。この“前例のないことを行った”というフロンティア精神を大切にしながら、次の100年を考えていきたい。今後ともご支援、ご協力をお願いしたい」とあいさつした。

 議事では、すべての議案を承認可決。宿泊販売拡大に向け、法人、個人、インバウンドの3部門への取り組みを、さらに推進していく。とくにインバウンドについては、国内旅行の最重要マーケットと捉え、事業の中心的役割を担う営業推進委員会を、新たに「GT委員会(法人)」「FIT委員会(個人)」「海外事業検討委員会」の3つに再編。個人、法人それぞれに委員会を設けることで、より有効な販売施策を進める。

また、役員改選のない年の通常総会については、理事会総会を開いて総会附議事項を審議し、総会に代えることが決まった。

【塩野 俊誉】

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。