阪急×ナビタイム 地域の魅力発信するデジタル観光ガイドを開始
2025年4月1日(火) 配信

阪急交通社(酒井淳社長、大阪府大阪市)とナビタイムジャパン(大西啓介社長、東京都港区)は3月31日(月)から、両社が共同運営する旅のプラットフォーム「NICHER TRAVEL」で、地域の魅力を発信するデジタル観光ガイド「TOWNGUIDE By NICHER TRAVEL」(タウンガイド バイ ニッチャートラベル)の提供を開始した。地域などに向けた事業サービスで、コンテンツ制作やデータ収集などができるという。
「NICHER TRAVEL」では両者の強みを生かし、個性的な旅のスタイルを開発。2022年6月の発足以来、自治体や観光協会、企業、地域の人々などを結び付け、新しい分野の需要を捉えるため、独創的なパッケージツアーを企画・販売してきた。
一方、ツアーは設定日が限定されていることで追加開催を希望する問い合わせが多いことから、設定日以外でも個人で旅行が楽しめるよう、今回のデジタル観光ガイドを開発した。パッケージツアーに加え、個人旅行にも対応することで、利用者の満足度向上をはかりたい考え。
観光ガイドは、地域独自の魅力を掘り下げて、特定のテーマに沿った案内を制作・発信することで、地域への送客を促進して地域ブランディングや活性化を支援するサービス。地図情報と連携し、魅力的なモノや人に出会えるスポットなどの情報を雑誌のように提供していく。
事業者のWebサイトや液晶サイネージへの掲載のほか、QRコードを印字して配布もできる。ユーザーのサイト閲覧データから興味関心を把握して、マーケティング施策に活用することや、地域に特化した継続的なデータ収集が可能。また、地域で発行されている紙媒体の観光ガイドをデジタル化するシステム提供のみを利用できるプランも用意する。
すでにこれまでツアーを実施した兵庫県豊岡市や三重県松坂市、広島県福山市、鹿児島県・屋久島町での導入が決まっているという。両者は「地域をさまざまな角度で知ることのできるコンテンツを提供し、旅行者のニーズに応えるとともに、観光資源のブラッシュアップや誘客に貢献したい」と意気込む。今後は、地域を訪れる旅行者への特典や、地域の人々と交流できる体験など、満足度向上や再訪意欲が高まる施策も検討していく予定だ。