黒川温泉観光旅館協同組合、公式サイトで宿の予約決済開始 風呂混雑状況の可視化も
2025年4月4日(金) 配信

熊本県・黒川温泉観光旅館協同組合(音成貴道代表理事)は4月3日(木)から、公式ホームページ内で各旅館の予約と決済ができる、宿泊予約決済サービスを開始した。直販を増やすことで、決済手数料の一部を地域活性化のための原資として使いたい考え。
また、入浴状況可視化サービスも開始した。黒川温泉は年間30万人が宿泊することから、オーバーツーリズム対策として、各旅館や案内所にデジタルサイネージを設置。Webカメラとシステムで旅館の露天風呂のリアルタイムの混雑状況を把握し、デジタルサイネージや組合ホームページで知らせる。
これらは黒川温泉来訪者への利便性向上を目的としたDX化の一環で、観光庁「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」と熊本県の補助金「地域一体となった宿泊事業者物価高騰等対策支援補助金」を活用しているという。