クラブツーリズム×大阪観光大学山本ゼミ共同企画 地元大学生が観光客の移動をサポートする「大阪・関西万博ツアー」販売
2025年4月7日(月) 配信

クラブツーリズム(酒井博社長、東京都江東区)と、大阪観光大学観光学部山本ゼミ(山本剛准教授、大阪府・熊取町)は共同で、地元の大学生が観光客の移動をサポートする「いっしょに電車de OSAKA 朝活プロジェクト」をツアーに組み込んだ大阪・関西万博ツアーを販売する。
同ツアーでは、行程2日目の朝、大阪観光大学の学生が実体験に基づいた案内を目指す「学生万博マイスター」として、宿泊ホテルから「大阪・関西万博」の会場入口となる地下鉄夢洲駅まで、参加者をエスコートする。
「学生万博マイスター」が教えてくれるのは、単に移動方法に留まらず、先行して見学している会場内のおすすめパビリオンや、お客との雑談を通じて大阪在住の学生がイチ押しの食事スポットなども案内する。
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山本ゼミに所属する3~4年生20 人が交代で担当し、学生1 人に付き5 人程度を案内。移動時間に地元の学生とコミュニケーションをはかることで、「より深く大阪を知り、万博を楽しめるのでは」(同社)としている。
一方、「学生万博マイスター」の活動は山本ゼミの授業の一環であり、学生には「観光ビジネスの理解」と「リアルな旅行客との接点」の絶好の場となる。
クラブツーリズム出身の山本准教授は、「AI に置き換えられない観光スキルとは、アドリブ対応力をベースにした雑談力と情報提供力にあると考える」とし、「それらを融合させた観光客満足の獲得と、教室では到底できない現場での実践によって、観光業界を目指す学生たちが大きく育つ機会になれば嬉しい」と語る。
ツアー名は「クラブツーリズム×大阪観光大学 特別企画 地元の観光大学生が2日目、会場までの移動をサポート 大阪・関西万博3日間」。期間は6~9 月まで設定。旅行代金は7万9900 円~8万4900 円。