雪中埋蔵酒「雪原の華」を4月11日に掘り出し 休暇村乗鞍高原でGW販売
2025年4月8日(火) 配信

長野県松本市の中部山岳国立公園に位置する「休暇村乗鞍高原」(鈴木隆総支配人)は4月11日(金)、敷地内の雪中で熟成させた雪中埋蔵酒「雪原の華」を掘り出す。例年にない積雪量のなかで熟成された今年の日本酒はゴールデンウイークごろの販売開始を予定している。
雪中埋蔵酒を作る「雪原の華プロジェクト」は、地元安曇野の酒造メーカー「EH酒造」と松本市の信州地酒の専門店「酒商 中島屋」とタイアップしたもので、2024年に20周年を迎えた。今年は1月29日(水)に埋蔵して熟成していた。

雪のなかは約0度、湿度が90%以上で空気対流がほぼない状況が保たれる。酒の熟成に最適な天然の冷蔵庫となり、ここで熟成を行うことで日本酒の「カド」が取れ、丸みを帯び深みのある味わい深い日本酒へと変化するという。
同ホテルは「山岳観光の聖地である上高地や乗鞍高原の旅の拠点としてホテルにご宿泊の際はぜひご賞味ください」とアピールしている。