「おいしい掛け算!ハイブリッド朝食」 WHGホテルズが4月22日から春の朝食フェア
2025年4月15日(火) 配信

藤田観光が運営するWHGホテルズの「ワシントンホテル」「ホテルグレイスリー」は4月22日(火)から、全国28施設で共通の朝食フェア「Spice Up Morning~おいしい掛け算!ハイブリッド朝食~」を開始する。意外な組み合わせで新たな食を楽しんでもらおうと、地域の特産なども盛り込み、各ホテル2~4メニュー、合計約80品を用意する。同フェアは料理研究家・管理栄養士でLuce代表の望月理恵子氏が監修しており、美味しさに加え、栄養面でも朝食にふさわしい「ハイブリッド」なメニューを提供する。
WHGホテルズは「早起きしたくなる。朝ごはん。」をコンセプトに、季節や地域に合わせて手作りにこだわった朝食ビュッフェを提供しており、常時40メニュー以上が並ぶ。そのなかの一部メニューの企画として、昨年から、1日を“スパイスアップ(活気づける)”する朝食フェア「Spice Up Morning」を開始。全国共通のテーマで多様なメニューを考案し、好評を博しているという。
今回は意外な組み合わせで変化する食感や新たな味の発見があるユニークなメニューを取りそろえた。4月15日(火)に新宿ワシントンホテルで開いた発表会で、藤田観光WHG事業部マーケティング室の二宮栄治料飲担当部長はクッキーとクロワッサンを合わせたクロッキーなどを例に挙げ、「こまでにない斬新な組み合わせのものが注目を集めていることから、今回のテーマに取り上げた」と経緯を語った。
一例として、ホテルグレイスリー浅草では、牛肉とごぼうのしぐれ煮とプレーンヨーグルト、自家製ブルーベリーソースを合わせた「時雨煮ヨーグルトボウル」を提供する。一見躊躇する組み合わせだが、しぐれ煮の甘辛さとヨーグルトのまろやかさがマッチする絶妙な一品に仕上がっている。
このほか、広島ワシントンホテルでは広島名物の揚げかまぼこ「がんす」とバケットを掛け合わせた「がんすの和風ブルスケッタ」を提供するなど、ご当地食材との“おいしい掛け算”も多数考案した。

発表会には望月氏も登壇し、今回は「時間栄養学を考慮して監修した」と紹介した。時間栄養学では、内臓は朝食で目覚めると考えられており、それには主食である炭水化物とたんぱく質が必要だという。望月氏は「朝食できちんと体内時計をリセットすると心地よいスタートが切れる」とし、意外な組み合わせは必要な栄養素も考慮した掛け合わせになっていることを説明。「美味しくて体にも優しい朝食を楽しんで食べてほしい」と呼び掛けた。
同メニューの提供期間は4月22日(火)~6月10日(火)まで。全国のワシントンホテル20施設、ホテルグレイスリー7施設、ホテルフジタ福井で提供する。各施設のメニューや外来朝食料金などは公式HPから。