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「九州ふっこう割」開始、150万人の宿泊取り戻す(九州観光推進機構)

九州一体で観光客の呼び戻しをはかる
九州一体で観光客の呼び戻しをはかる

 九州観光推進機構は6月23日、熊本地震でキャンセルを受けた宿泊施設や観光施設へ観光客を呼び戻すため、九州観光支援の割引付旅行プラン助成制度「九州ふっこう割」を7月1日から開始すると発表した。国の支援助成金180億円を活用し、国内、インバウンド向けのオンライン宿泊旅行商品や旅行会社の旅行商品などを最大5―7割引きで販売。7月から12月までで150万人の旅行需要喚起を目指す。

 九州ふっこう割は夏休み期間を中心にした7―9月が第1期で、直接被災地の熊本・大分両県が最大70%、他の5県が50%の割引。10―12月は熊本・大分両県で最大50%、他県が40%を設定する。

 割引上限金額は宿泊のみが2万円、交通付き宿泊旅行が2万円(1泊2日)、2泊3日が3万円。2県以上にまたがる2泊型の周遊型宿泊旅行は、3万5千円までが限度。

 地場の旅行会社が主体となり、地域の観光資源を活かした体験やまち歩きなどの着地型旅行商品も割引対象となる。

 割引宿泊券(プレミアム付き宿泊クーポン)では、福岡、長崎、大分、宮崎県がコンビニで販売予定。熊本県は専用ウェブを通じたクーポン販売を予定する。ふっこう割の利用促進をはかるため、九州が一体で観光プロモーションを行い、機構、県が協力して九州域外、域内で広報・宣伝を展開する。

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